タクシードライバーの給料は高いのかそれとも安いのか

タクシードライバーの給料はいったいどのくらいだと思いますか。日本人の平均年収と比較して高いのか、それとも安いのか、あるいは平均年収並みなのか興味があるのではないでしょうか。現役のタクシードライバーである私から言わせてもらえば、かなり安いと言わざるを得ないでしょう。毎月の給料日には本当にため息が出てしまいます。独身者であればまだ何とかなるかもしれませんが、家族を養っていかなければならない場合はとてもきついです。2種免許を取得さえすれば、比較的簡単にタクシードライバーになることができます。タクシー会社に勤めても良いし、個人タクシーとして働くこともできます。ただ、給料はかなり安いということは覚悟しておく必要があります。

タクシードライバーの平均年収は平成27年度で308万円となっています。平均月収に換算すると24万円、平均時給だと1,226円になる計算です。会社に勤めている場合はボーナスが出ることも在り、平均ボーナスは22万円です。総労働時間の平均は194時間/月となっており、時間外労働が月30時間以上となっているにも関わらず、この程度の給料なのです。ちなみに総務省の発表による様々な業界における年収ランキングだと40位に相当するようです。全産業における男性労働者の賃金の年収平均は549万円です。これと比較すると相当に低いことがわかるでしょう。もちろん歩合制なので、タクシードライバーによってかなり給料には差があります。なので、景気にも大きく左右される業種でもありますので、儲かる時もあります。しかし、平均すればやはり給料は低いと言わざるを得ないでしょう。

タクシードライバーの給料は歩合制が基本です。つまり、売り上げが多ければ給料はその分増えますが、逆に売り上げが低ければ少なくなってしまいます。働けば働くほど給料が増える可能性があるというのは遣り甲斐にもなるのですが、年齢と共にだんだんと身体もきつくなってきます。病気で休もうものならいっきに収入は減ってしまいます。運もあって、長時間駅で待っていてもワンメーターの距離しかお客様が乗ってくれないこともあれば、長距離のお客様もいます。こればかりは努力ではどうすることもできないのです。長距離のお客様にあたる確率の高いタクシードライバーはいるもので、まるで神様がついているかのようで羨ましいかぎりです。転職を考えているなら、このような業界の実態をよく把握しておく必要はあるでしょう。