タクシードライバーの一日の給料

タクシードライバーの場合、一日と言っても普通のサラリーマンのように朝9時から夕方5時まで働くという勤務体系の人は少数派で、いわゆる隔日勤務と呼ばれる勤務体系で働いている人が大多数です。つまり、タクシードライバーの1回あたりの勤務時間は8時間程度ではなくその倍の16時間から多少残業を含めて17時間程度、休憩時間も含めた全体の拘束時間としては20時間程度になることが普通です。そして、その間の売り上げとしては、平均乗車回数がだいたい35回程度、平均単価がだいたい1800円程度とされていますから、掛け算をして63000円程度となります、これが一日あたりの平均的な売り上げ高です。

タクシードライバーの場合、給料は歩合給制が普通で、歩合率は60%程度が標準です。これは売り上げ高の60%が自分の収入になるという仕組みで、単純計算すると37800円が一日分の給料です。思った以上に高くて驚くかもしれませんが、これは一日分とは言っても一般的な会社員のように8時間労働による給料とは異なることに注意しなければなりません。その2倍ほど働いた結果なのですから、タクシードライバーの給料は多く見えて当然なのです。一日の給料ではなく、月給で考えるとどうなるでしょうか。隔日勤務とは言っても、2日に1回をいつまでも続けて働く訳ではなく、会社員でいうところの日曜日に相当する休みがタクシードライバーにも設けられています。このため、1ヵ月を30日として、15日働く訳ではなく、実際に働くのは12日程度となります。

37800円を12倍すると453600円となります。これが平均的なタクシードライバーの月給で、やはりそれなりに高いということは言えるでしょう。一般的な会社員でもこれだけの月給を稼ぐのは並大抵のことではないはずです。一方で、歩合給制で働くタクシードライバーの場合、ボーナスというのはないことが普通です。むしろ、頑張った分は歩合給制という仕組みによってその月の給料に直接反映されているので、別途ボーナスという形で支給する必要がないと言ったほうが適切かもしれません。ボーナスがないため、年収は単純に月給を12倍した金額となります。453600円を12倍して、5443200円となり、これがタクシードライバーの平均的な年収ということになります。ボーナスが無かったとしてもやはり一般的な会社員を十分にしのぐ程度の収入があると言えるでしょう。